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高遠ユミ(yumi131ff)

Author:高遠ユミ(yumi131ff)
FC2小説で主にR-18作品を公開しています。ブログのテーマはエロいこともあればエロくないこともあります。作品は下のリンクよりどうぞ。


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PCの不具合と自身の不具合でお休みいただきました、スミマセン。
ジメジメした夏ですね。

さて、「恋するリベラーチェ」、CSで少し前に観まして、面白かったです。
リベラーチェってぜんぜん知らなかったのですが、実在の人気ピアニストだったんですね。恋人だった男性の手記を元にした晩年10年ぐらいの物語。

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〈あらすじ〉
犬の訓練士スコットはゲイ仲間の友人の紹介で人気ピアニスト・リベラーチェに出会う。彼に気に入られたスコットはそばで働いて欲しいという申し出を受け、リベラーチェの恋人となり贅沢三昧の日々が始まる。性欲も独占欲も強いリベラーチェ。ときどきついてゆけなくなるスコットはやがて薬物依存になり、長年の生活の中、二人の関係に亀裂が生じ──。

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〈キャスト〉
リベラーチェ:マイケル・ダグラス
スコット:マット・デイモン
スターツ:ロブ・ロウ

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リベラーチェを演じているのはあのマイケル・ダグラス。「危険な情事」とか「氷の微笑」とか「ディスクロージャー」とか、女とは絡んでも男と絡むイメージがまったく無いマイケル・ダグラスがこういう役を、という驚き! 
そしてステージで見せるピアノ演奏の音は吹き替えでしょうが、当て振りできるぐらいの腕前のようです。
さらに「実はヅラである」という役どころ。本物の頭にハゲヅラかぶっているのか、いやー、マイケル・ダグラス、今までのイメージを覆す素晴らしいチャレンジ精神ですね。

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悪趣味なほど豪華なリベラーチェの邸宅で友人がスコットに、
「ルートヴィヒ2世のつもり」
「誰?」
「バイエルンのリベラーチェ」
「その人もピアニスト?」

スコット役マット・デイモンも、素直でちょっとダサくて可愛い田舎のオニイチャンという役どころがハマっています。

↓ 犬の薬を届けるだけだったはずなのに…

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ステージの演出も衣装もド派手で、「悪趣味」といわれる反面、エルヴィス・プレスリーやエルトン・ジョン、レディーガガなどそのパフォーマンスに影響を受けたアーティストも多いというリベラーチェ。

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映画の中では観客に向かって、
「いいですよ、好きなだけ見つめて。お金を払ってるんだから」
「ラインストーン業界は僕が支えているようなもの」

食べること、セックス、人を楽しませることが大好きだと語る。
政治活動する有名人にうんざりし、若いアーティストに忠告する。
「スターになったからって世界を変えようなんて思い上がっちゃダメ」
「僕らの仕事は世界を楽しませ、酒や土産を売ること」
考えは人それぞれだと思いますが、ショービスの基本というか、エンターテインメントに徹した精神を貫いた人なんですね。

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↓ うさんくさい整形外科医役のロブ・ロウ。
この前見た「SEXテープ」でも思ったけど、この人自身が整形っぽい。どんどんマイケル・ジャクソンみたいな顔になっている気がします。

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リベラーチェは87年にエイズで亡くなったそうですが、生前ゲイであることはひたすら隠しスキャンダルをもみ消し続けていたようです。

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「男も女も関係ないの。大事なのは自分でいること」

↓ 本物のリベラーチェ

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Celine Farach


今週も多忙につき画像で失礼!

巷で話題らしい Celine Farach って誰それ。
あらあら、可愛いじゃないの。 

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1997年8月22日マイアミ生まれ
もうすぐ20歳ですね。
けっこう早くからキッズモデルとして活躍していたようです。

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笑顔がキュートですね。

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笑顔でない画像はけっこう老けて見えます。
おおかたの白人ガール同様、老けるのが早そうな顔でもある。

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「天使」とか騒がれているのがわかる可愛さですが、検索するとほぼ水着、ほぼ裸に近い画像ばかり出てくるのがだんだん痛々しく見えてきました。

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若さ短し稼げよ乙女

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グラビアアイドル系は売れてるうちに何か次考えないとほんとアレだわ~って感じがひしひし伝わってくるのはなぜだ。

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そのうち情緒不安定になって薬物に溺れていろいろやらかしてむちゃくちゃな人生送ってくれるのではないかと期待しておきます。

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柳楽優弥


すいません、大変多忙につき画像で誤魔化します。

大河ドラマ「おんな城主 直虎」出演中の柳楽優弥です。
(名前の漢字間違えました、訂正しました、すみません)

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もう27歳なんだね~。
「誰も知らない」のせいか寡黙なイメージだったけど、
「直虎」で見て豪快な役けっこう似合うんだな、と思いました。

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高橋一生が淡々とした役柄のせいで影が薄く、そろそろ観るのやめようかと思った頃に、ジャーン、いきなり水浴び姿から登場とは反則だ。

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サービス満点。

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直虎様も私も棒立ちで見とれてしまったではありませんか。

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ひょうひょうとコミカルかと思えばふと真剣なまなざしの、その落差が魅力的。

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久しぶりに半年も大河を観続けているのは、
ひとえに頭(かしら)こと龍雲丸が見たいからに他なりません。

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↓ 市原隼人の美坊主もステキよね。

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もちろん、なんだかんだ言ってタクミ愛は健在です。


──「ミッドランドの夏にはいいバラが咲いたよ」──

少女マンガの金字塔「ポーの一族」参ります。

↓ これイタリア版だそうです

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最近40年ぶりに発表された新エピソード「春の夢」、コミック本発売がテレビCMまで流れるとは。その日のうちに買いましたよ。

で、その新作はさておいて、小学生のとき年上の従姉の本棚で初めて見て、のちにどっぷりハマったシリーズ全5巻ですが、流れる線に、詩のようなセリフ、映画のようなコマ・構図・カット割り。ほんと今読んでも映像を観ているようです。
14歳の姿のまま永遠の命を生きる美少年。
不老不死って、苦痛よね。

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絵がうまい人や、綺麗な絵を描く人はたくさんいるけど、この「映像感」出せるかどうかはまた別ですよね。映像化は無理だと思うけど、モー様の作品は原作の通りに忠実にカット割りしたら完璧な映画になると思います。むしろそれ以外はアウト。
なんか、宝塚でやるみたいですけど、エドガーが歌うの? 踊るの? それは…一回ぐらい怖いもの見たさで見たいような見たくないような…。

映画「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観たとき、原作者のアン・ライスってどこかで「ポーの一族」を読んだのではないかと疑ったものでした。年を取らない美形男子二人に永遠の少女というのがポーと重なったので。


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時間軸が交錯しながら魅力的な短編を挟みつつ編み上がる200年以上前から現代へ渡る物語。

歴史が始まる2巻から参ります。

〈「メリーベルと銀のばら」(2巻)あらすじ〉
1740~1750年代
幼くして森に捨てられたエドガーと妹メリーベルは老ハンナに拾われ、バンパネラ(吸血鬼)の伝説がある村の館で育てられる。ある日、一族の秘密の儀式を目撃してしまったエドガー。成人したらバンパネラの仲間に加わる約束の代わりにメリーベルをよそへ養女に出してもらう。
しかし村で暴動が起き、エドガーは14歳の幼さで一族に加わり肉体的には永久に年を取らなくなる。
男爵家へ養女に出されたメリーベルは13歳に成長。エヴァンズ伯爵家のオズワルドとユーシスの兄弟に出会い、初恋に胸ときめかせるが、エヴァンズ伯のかつての愛人がメリーベルにそっくりだったことを知り─。


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〈「ポーの一族」(1巻)あらすじ〉
1870年代
エドガーとメリーベルはポーツネル男爵夫妻の養子としてポーの村を出る。新しい血を求め大きな都市へ移り、地元の学校へ通い始めたエドガーは町の権力者の息子アランと出会う。資産家だが中身のない家族にうんざりしわがまま放題のアランだが、彼に媚びないエドガーに惹かれ、メリーベルに恋心を抱く。
しかしポーツネル夫妻が目をつけた医師クリフォードが彼らの秘密に気づき、一家を破滅へ導く。

〈「小鳥の巣」(3巻)あらすじ〉
1950年代
ある目的のため転校生を装いドイツの寄宿学校にやってきたエドガーとアラン。正義感強くおせっかいなキリアン、心優しいマチアス、オカルト好きの委員長テオなど(外見は)同世代の少年たちと寝起きを共にするうち、「魔の五月」という幽霊の噂話を聞き─。


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〈「エヴァンズの遺書」(4巻)あらすじ〉
1820年代
ポーツネル男爵やメリーベルと合流するため嵐の中馬車を走らせるエドガー。崖から馬車が転落、地元の領主に助けられるが記憶を失ってしまう。領主は偶然にもオズワルドの孫ヘンリー・エヴァンズ伯爵だった。エドガーを我が子のように可愛がりついに養子に迎えたいと言い出すヘンリー。赤の他人に財産を取られまいとやきもきする弟ロジャー。
そこへエドガーの様子を見に、エヴァンズ家の親戚と懇意になったメリーベルが訪れる。

〈「エディス」(5巻)あらすじ〉
1976年(作品発表当時の現代)
エドガーにそっくりな少女エディスに出会ったアラン。エディスがエドガーの子孫で、かつて自分たちのせいで死んだシャーロッテの妹と知るが、彼女に恋をする。エドガーはアランを彼女から遠ざけようとするが、エディスの兄たちが関与するある事件に巻き込まれ─。


子供の頃は、14歳になるまでにエドガーが迎えに来てくれないかなと心のどこかで本気で思っていました。のちに萩尾望都ファンの人にそれを言ったら彼女も同じだったと聞いて、やっぱみんな思ったんだな~と。

個人的には「小鳥の巣」と短編「ペニー・レイン」から「リデル・森の中」が特に好きです。(リデルみたいに二人と暮らしてみたかった)

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しばしば登場する詩も素敵だったなあ。


船よ
帆かけて進め
空の下
星の下

東へ
黎明へ
私の心は はるか─
あの果てをいく
(「小鳥の巣」)


花畑のまんなかで
とんぼがえりするコビトを見た
それが神話の始まり
(「ペニー・レイン」)

間やテンポが絶妙で、今読んでも胸がしんとしたり、ワクワクします。


各話の終わり方もいつも洒落ていて、「ホームズの帽子」のラスト、
エドとアランが闇夜にまぎれながらかわす
「クリスマスは?」
「ロンドンで」
とか、

エドガー不在中のアランを描いた「一週間」の終わり近くで、
「さびしかった?」
「うん」
「一週間どうしてた?」
「なんにも…たいくつだった」
とうそぶくアランや、

「エヴァンズの遺書」のエンディング、
「つきあってくれんでもいいのだよ、ロジャーくん」
「いいですよ、ぼくもひまですから…」
と街の中へフェイドアウトしてゆくドクトルとロジャーの後ろ姿とか、ほんと小粋な映画のようです。

(そういえば「ホームズの帽子」の交霊術師クレイバスはその後どうなったんでしょうね)


↓ 製法を真似てバラのエッセンスを作ろうともくろんだり

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「春の夢」では女の子を「口説いていた」とアランに言われるエドガーですが、私の記憶の中のエドガーは惚れっぽい人でも女の子を口説くタイプでもなかったです。
モー様が今のご年齢で描かれるとけっこういい人になってますが、昔のエドガーはやさしい面もあるけど、もっとクールでさらっと残酷なこともしてしまえる、善悪入り混じった小悪魔的なところが魅力だったような気がします。

長い命の中で永遠に愛する妹メリーベルを除けば、エドガーの恋って、淡い初恋はシーラ。黒い髪の少女は恋と獲物としてと入り混じったような。あとエルゼリぐらい? もちろん描かれていないところで何かあったかはわかりません。もしかして作者の中ではけっこう違うイメージだったのかな。


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「どうせ自分なんてメリーベルの身代わり」いう気持ちを常に抱き続けるアラン。「春の夢」ではエドとアランのBL感が増してアランがまるで女嫌いみたいですが、昔から男にも女にも軽いノリでちょっかい出すのはアランのほうでした。しかし、メリーベル、エド、そしてエディスと、アランはエヴァンズ家の人間がとことんタイプらしい。

月夜とか薔薇の中で戯れじゃれ合うのが似合う美少年二人。
バンパネラには性欲なんてあるのでしょうか。私の勝手な空想では、血を吸うことが食欲と性欲を兼ねた甘美な行為で、肉欲というのは色仕掛けで獲物を誘惑でもするとき以外に必要でないように思えます。

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もともとは「ポーの一族」、「メリーベルと銀のばら」、「小鳥の巣」の三部作で終わる予定だったのがいろいろアイデアが膨らみ、たくさんの短編が生まれたそうで、今回新エピソードと聞いて、ひょっとして「小鳥の巣」のキリアンの子孫とか? と思ったのですが違いました。「小鳥の巣」の終わりが「それはもっとのちの話となる」という、続きを予想させるような終わりだったので。もしかして昔そういうアイデアもあったけど気が変わったのかな。


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昔とは絵柄もずいぶん変わってしまったし、若い頃とは描きたいことも違うことでしょう。「春の夢」のテーマはエドガーの言う、愛する誰かがそばにいないと自分が存在しているのかどうかもわからなくなる、ということですかね。
「春の夢」ではもともと子供っぽいアランがさらに子供っぽく描かれていますが、1940年の話ということはアランの中身はたぶん70歳を超えているはず。

マザーグースを日本に広めたのは「ポーの一族」で、私も間違いなくここから入った一人です。
アランがくちずさむ〝ジョージィ、ポージィ、プリンにパイ
 女の子にはキスしてポイ〟のリズムとか忘れられない。

↓ 窓辺に寝そべるだけで絵画のようにキマる

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↓ こんなスーツでこんなところに立ってもキマる

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絵も好きなシーンがありすぎる

山岸涼子先生と対談で仰っていたように、もう年金貰っていらっしゃるのだから好きに描いてくれてぜんぜんオッケーです。

「春の夢」をまだ読んでいない方に説ざっと紹介すると、
えーっ、どこでもドア??
あっ、大老ポー、お久しぶりです!
ポーの村って夢の中のような村だと思っていたら、けっこう怖いとこだったみたい。
はい、買って読みましょう。
まったく読んだことない方はぜひ昔のから読んでみてください。


↓ 最初に従姉の家で読んだとき怖かったこのシーン

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昔買った単行本の色焼けがヒドイので、今回昔のままの装丁で発売されて嬉しいです。小学生のころ、親にねだってねだって一冊ずつ買ってもらい、これまでに何度読み返したかわからない本を(たった5冊だけど)まとめて一瞬で大人買いした気分は複雑でした。
しかし、せっかくの復刻版だのに、だのに、誤字の指摘をネットでみつけてけっこうショックよ。
復刻版につきものですが、時代がらNGになっている言葉も変えられていて、「クルクルパー」が「赤ンボみたいな」に変わってたりね。
結局古いのも捨てられなくて困ったちゃんです。

見た目14歳、中身は老成200歳の遠い目で言ってみたい、
「ミッドランドの夏にはいいバラが咲いたよ」

今後「トーマの心臓」など他の作品も取り上げる予定です。

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「SEXテープ」


「初めて彼に裸を見せたときのこと、覚えてる?」

キャメロン・ディアス主演のコメディ「SEXテープ」
2014年アメリカ

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〈あらすじ〉
アニーとジェイは恋人時代からラブラブでいつでもどこでもセックスに励んでいた夫婦だったが、結婚し子育てと仕事に追われクタクタでいつの間にかセックスレスに。かつての情熱を取り戻そうと考えたのは自分たちの行為の動画撮影。久しぶりに興奮し燃えた二人だったが、なんと動画がクラウド上に保存され、ジェイが仕事で不要になり友人・知人に譲ったiPadのアプリで閲覧可能に。大慌ての二人は回収に走り回るが、映像はすでに見られ、動画投稿サイト「ユー・ポルノ」に──。

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アニー : キャメロン・ディアス
ジェイ : ジェイソン・シーゲル
ロビー : ロブ・コードリー
テス : エリー・ケンパー
ハンク : ロブ・ロウ
「ユー・ポルノ」のオーナー: ジャック・ブラック

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おバカな夫婦の失敗談。
公開同時、予定されていた日本での上映が中止になったそうですが、内容の下品さのせいでしょうか。理由は不明。


↓ ハウ・トゥ本の全体位に挑戦

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iPadを取り戻すべく奔走する二人を、笑いをこらえながら見守るロビーとテス。友人夫婦の衝撃映像を観て自分たちも興奮しちゃいます。倦怠期を迎えた友人たちの良い刺激となり、お役に立って何よりな微笑ましささえ感じます。画面のこちらで観ている側からすると、隣人たちにスマイルをもたらして、もう開き直っちゃいなよー、という気がしてきますが、見られた本人たちは必死。そりゃそうだ。

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セレブのセックス動画・画像とかよく流出しますが、印象に残っているのはパリス・ヒルトンで、どんなに恥ずかしいものが流出しようが恥ずかしい思いをしようが、それで職や信頼や社会的地位を失うという心配がないほどお金持ち、というのは羨ましいなあ。

↓ 出産に立ち会ってビックリ

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テス役のエリー・ケンパーの顔がとても好きです。
「史上最悪のブライド・メイズ」でも見た、笑ってもトボケても柔らかい表情が可愛くて、性格も育ちも良さそう(に見える)と思っていたら本当に資産家の娘だった。

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キャメロンの特集だったのか、「メリーに首ったけ」と同日に放送されたのを観ました。当たり前ですが「メリー~」と続けて観るとキャメロンも老けたなあ~と実感。でもキャメロンが好感度高い理由は、下手な若作りをするより老けた自分も笑いにする潔さではないかと勝手に思っております。

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思えばかつて女性キャラクターというと、「正義感溢れ一生懸命なのに、空回りして損な私」とか、「清純・高潔、いつも男に一目置かれて当たり前な私」、「不器用でツンデレだけど本当は情熱的なの理解されにくい私」とか典型パターンがキマっていた気がしますが、そういう型を破ったのがキャメロンだったような気がします。
「ベスト・フレンズ・ウェディング」の、素直で性格も良いけれど、婚約者を恋敵から守るためならヒロイン(ジュリア・ロバーツ)に牙を剥くキミーや、「メリーに首ったけ」の、可愛くてときに天然でありつつも媚びていないメリーは新鮮でした。
それまでは、同性を敵に回すのを覚悟でカワイ子ぶるか、それとも可愛さを封印してクールさを前に出すかだったのが、キャメロンはキュートさを使いこなしても嫌味がなく、女の子らしさってこんなに自然に楽しんでいいんだな、と思わせてくれる新しいタイプに感じたものです。

いかにもカリフォルニア育ちの健康的なスマイル。「マルコビッチの穴」のわざとブスな役もいとわない。チャキチャキの現代っ子風なので時代物には合いませんが、「イン・ハー・シューズ」などのシリアスな作品も良かった。

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下品でおバカなコメディですが、「メリーに首ったけ」も相当だったので、見比べてみるもよし。

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前回は割礼という名の女性器切除。
今回はレイプを題材にした二大有名作品をタイトルにしてみましたが、性犯罪をテーマにしたいと思います。
最近、顔を出してレイプ被害を訴えた女性が、「そんな胸の開いた服着て」と非難・中傷されたり、「あさイチ」で性犯罪をテーマに取り上げた際、まったく時代錯誤なご意見FAXや警察の事情聴取の実態に、えっ、日本人の意識ってまだこんなレベルなんだ? とストレートにびっくりしたからです。

60、70代の男性視聴者からの、「本気で抵抗すれば防げるはず」って、今どきこんな認識の人たちまだいるのか! 恐怖で身がすくむとか、力の差がありすぎなど、逃げられない理由はたくさんあるはずなのに。相手が暴力的な場合、ひどい怪我を負ったり後遺症が残るぐらいならその場ではいったん抵抗を諦める、という選択をせざるを得ない場合もあるでしょう。

昔アメリカで、被害に遭った女性が、抵抗しないからその代わり殴らないで、コンドームをつけて、と犯人に頼み、後日犯人を訴えましたが、強姦か和姦か、と話題になったことがありました。どう見ても力で敵いそうにない場合、せめて怪我や妊娠・性病を防ぎたいという賢明な判断だと思いますが、先ほどのような男性が数多くいる日本だったら今でも強姦とは認められないのではないでしょうか。

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「本気で抵抗すれば防げる」などと本気で思っている人たちは、もしかして自分でも無自覚なうちに性犯罪を犯したことがあるかもしれません。だって「本気でイヤだったらもっと抵抗したはず」なのだからあれは和姦だったはずと都合よく解釈して、もしくは自分に言い聞かせているのかもしれません。「女というのは最初はちょっと嫌がって見せるけど、いやよいやよも好きのうちでさ」、なんて武勇伝に塗り替えているのではないでしょうか。

なぜか被害者側にも落ち度があった、といわれがちなこの手の事件。
「あなたの態度にも問題が」
「思わせぶりな態度を取ったから」
「露出度の高い服を着て、襲ってくれといってるようなもの」
「男の性衝動を理解すべき」などなど、
男性だけでなく、必ず女性からもこういう意見が出てくるものですが、ほんと、そういうこと言う親に洗脳されて育ったんだなあ、というのが窺えます。

女性は身を守るようさんざん言い聞かされて育つので、被害に遭うとまるで自分の注意が足りなかったかのように自分を責め、また家族、友人、恋人など周囲の人も「どうして」と被害者を責めることになりがちのようですが、
「男はオオカミなんだから」
「夜道に気をつけろ」
と女性にいうなら、男性だって、
「女性を襲ってはいけない」
「嫌がる女性に無理やりしてはいけない」
と当たり前のことを聞かされて育つべきです、それは犯罪なんだから。
目の前に他人の財布があっても盗んではいけないというのと同じレベルのことです。
襲った側に犯罪意識が薄く、どうせ曖昧にして逃げられるという計算があるのは腹立たしい。

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↑ 「告発の行方」

警察に行けば「どうやって」、「どんなふうに」と辛い経験を繰り返し問いただされ、人形を使って再現までさせられるという。事情聴取で、「あなたは処女か」と訊かれるらしいけど、それ関係ありますか?
私が高校生の頃(つまりかなり前のことですが)、同級生が、鍵を掛け忘れた窓から男が侵入し襲われかけ、幸い気づいた家族に助けられ未遂で終わったものの、通報したら警察で同じ質問をされたと不快な思いをしていた話を思い出しました。「あんた、処女なの?」って、非処女だったら犯人の罪の重さが変わるのか? 刑事のおっさんの好奇心にしか思えないような質問が、今もその当時と変わっていないなんてガッカリするわ。

ドラマはドラマといわれようが、「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」など観ていると、先進国であるはずの日本が何十年も遅れたままでいるようで驚きます。
たとえ露出の高い服を着ていようが、泥酔していようが、風俗嬢だろうが、強姦してよい理由にはなりません。相手が「NO」というなら恋人や夫婦でも、それは犯罪です。

「羊たちの沈黙」のレクター博士いわく、「人は常日頃目にしているものを欲する」
友人・知人や職場の同僚・上司など知り合いによる犯行も非常に多く、自分が告発したことによって相手のキャリアを台無しにしてしまうのではという罪悪感、また相手側からの圧力で訴えないケースも多いようですが、最近の刑法改正で被害者本人の告訴がなくても起訴できるようになったそうです。

さらに、学校の性教育がまったく進んでいないことも驚きです。自分たちの中高生時代より少しは進んでいると思ったのに、性行為そのものを教えてはいけない、セックスという言葉を使ってはいけない。これ、何? 十代のセックスそのものを無いことにしたい前提なのかもしれませんが、そんなことありえないのは自分たちの経験でわかっているはずです。
臭いものにフタをし続け、増え続けるのは、望まぬ妊娠、性病、性犯罪。
お手本はAVなので、潮を吹いたり、ナマで犯すのが当たり前だと思ってしまう。
AVや小説の中の妄想ファンタジーと現実は違うことがわからない。

もちろん男性だって被害者になりうるのです。男性に襲われる他に、年上、もしくは権力のある女性から強要される被害もありますが、男性の場合、もっと実証が難しい。つまり、「男性はその気が無かったら勃起するわけがないから強姦など成り立たない」という偏見です。

それで思い出しましたが、「LAW&OEDER」のあるエピソードでは、ある女性が複数の男たちに強姦されますが、オーガズムを感じてしまい、犯人たちは「あの女はイキまくってた。だから強姦ではない」と主張。犯された本人も、「恋人とのセックスでイッたことがないのに、よりによってそんなときにイッてしまった」と泣きじゃくる。捜査官は「それは単なる生理的な反応だから、そういうことはある」と慰めますが、日本で同じような事件が起きてもそんなふうに庇ってもらえることは無いのではないでしょうか。

また他のエピソードでは、学費のために出演したレイプ物のAVを同じ大学の男子学生たちに観られてしまった女子大生がAVの内容と同じようにレイプされてしまう。芝居と現実を混同し、「だって映像の中じゃ同じことされて喜んでいたのに」と罪を認めない男子学生。AV女優ということで周囲の偏見に晒され、さらに出演作が一本だけでないことがわかりますます窮地に追い込まれる。収入の少ない両親の経済的負担を減らすためだったのに、その両親からも「恥さらし」と罵られ帰る故郷まで失った彼女は大学をやめ本格的にAVの世界へ。「この世界では私を尊重してくれる。NOと言ったらやめてくれるわ」

LAW&OEDERシリーズの中で「性犯罪特捜班」は一番人気があるそうです。日本でもそっくり内容マネてもいいから性教育代わりにこういう番組を作ってみたらどうなのでしょう。アメリカだって性犯罪は昔から深刻な社会問題で、「リップスティック」や「告発の行方」のような映画が作られては話題になります。

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◆「告発の行方」(88年)
同居中の恋人とケンカしたサラは、友人が働くバーへ行きヤケになり挑発的な態度を取る。
バーから飛び出すサラ。数人に抑えつけられレイプされたと訴えるが、普段からの軽々しい振る舞いや、酒に酔いマリファナを吸っていた当日の様子を指摘され、裁判に負ける。男たちの笑い者になり、自傷行為に走るサラ。それまで同じ女でありながら心のどこかでサラを見下していた地方検事補キャサリンは男たちを別の罪で再度訴える。ジョディ・フォスターは本作でアカデミー主演女優賞受賞。

◆「リップスティック」(76年)
人気モデルのクリスは14歳の妹キャシーと二人暮らし。ある日キャシーの音楽教師ゴードンに紹介される。ゴードンはクリスにぜひ自作の曲を聴いて欲しいと申し出るが、忙しさのあまり忘れるクリス。ゴードンは姉妹の家を訪れ、キャシーが出掛けた隙に、「俺をコケにするな」とクリスをレイプ。クリスは彼を訴えるが、弁護士の詭弁、幼いキャシーへの誘導尋問により裁判は彼の有利に進み─。
作家アーネスト・ヘミングウェイの孫・マーゴとマリエルが共演。

レイプ裁判というと被害者側がいかに「尻軽」で「アバズレ」で、犯されても仕方のない女であるようなイメージを植え付けるように運ばれる典型例のような二本ですが、たとえ被害者が本当に尻軽でアバズレだったとしても、犯してもよい女なんていないのです。

最近の某事件、逮捕取りやめになったのが、加害者と繋がりがある政治家からの圧力では? という疑問に、「そんなことあるわけがない」という人もいたけど、この世には汚いことがたくさんあるって信じられないピュアな人なのね~。 

レイプ被害の対応は少しずつ変化しており、現在全国38ヶ所に電話相談の性暴力被害ワンストップセンターが作られており、レイプ被害の対応をしてくれる病院の紹介、警察への同行、弁護士・カウンセラーの紹介などの相談に乗ってくれるそうです。
万が一被害に遭った場合、(嫌でしょうが)できれば病院に行くまでシャワーは浴びず、加害者の体液・毛髪、怪我の状態など証拠をなるべく残すことが大事といわれます。

お互いが合意の上で好きなことをし合うのがセックス。
どちらかがNOといえばキスひとつでも犯罪です。






アフリカなどで行われる残酷な女性の割礼の記事を過去に読んだ記憶はあり、今考えるとおそらくこの人が発信して世界に広めた記事ではなかったのかと思います。この習慣、読んだ当時も思わず目をそむけたくなるほどショッキングなものでした。
ソマリア出身のモデル、ワリス・ディリーの実話に元づいた映画「デザート・フラワー」(砂漠の花)

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〈あらすじ〉
ソマリアの貧しい遊牧民の少女ワリス。ラクダと引き換えに裕福な初老の男の4番目の妻となるよう父に結婚を決められる。婚礼の前夜ワリスは逃げ出し過酷な砂漠を歩き続け、首都に住む母方の親戚の元へ身を寄せる。
駐英ソマリア大使夫人である叔母の家でメイドとして働くためロンドンへ旅立つワリス。やがて祖国で内戦が起き叔母たちは国へ引き上げる。どさくさに紛れロンドンに残ったワリスは路上生活者となる。ある日知り合ったマリリンの紹介でワリスは清掃の仕事と住む場所を得る。
祖国では当たり前の割礼をマリリンが受けていないことを知り、またマリリンはワリスの受けた割礼の残酷さを知りお互いにショックを受ける。

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有名カメラマンのドナルドソンがバーガー店で働く彼女の顔に目をつける。初めは関心を示さないワリスだったが、お金になるなら、と彼の元を訪ねる。原石は磨かれモデルとして自活するようになるワリスだが不法滞在であることから友人のニールと偽装結婚する。形だけの結婚だったはずが、ワリスが有名になるにつれニールは男女の関係を求めるようになる。待ち望んだ滞在許可が下り、離婚。
堂々と世界で活躍することができるようになったワリスは「遊牧民出身のトップモデル」としてマスコミに取り上げられるが、彼女にはそれよりも語りたいことがあった。勇気を出し祖国の風習を人々に知ってもらい、このコーランにも載っていない無意味な習慣を廃絶するよう世界に呼びかける。

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ワリス:リヤ・ケベデ
マリリン:サリー・ホーキンス
テリー・ドナルドソン:ティモシー・スポール
ニール:クレイグ・パーキンソン
ハロルド:アンソニー・マッキー

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↑ ユニセフのCMそのもののような風景

「あなたは切られなかったの?」

女性は割礼を受けて当たり前という環境で育ったワリスがマリリンに問う。

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他国の風習を否定し先進国の考えを押しつけることが必ずしも正しいわけではないけれど、このFGM(Female Genital Mutilation=女性器切除)、またはFGC(Female Genital Cutting)には憤りを感じますよ。私が過去に読んだのは、外陰部を切り取り、性交時に激しい痛みを感じさせることで女性の性欲を抑える(=不貞を働かないようにする)って、それだけでもなんじゃそりゃ! と怒るところですが、FGMのやり方も複数存在するようで、ワリスが幼少時に受けたのはなんと、クリトリスと小陰唇・大陰唇を全部切り取ったうえ排尿のための小さな穴だけ残しアソコを縫い合わせるという、聞いただけで血の気が引いてぶっ倒れそうな処置。
しかも、結婚初夜に花婿がそこをナイフで開いて性交するって、もうキチガイ沙汰としか思えない。そんな恐ろしい新婚初夜って何? そこまでして守るものって何? ここまで女を物扱いする文化、身の毛もよだつ恐ろしさ。
男性の割礼もあれはあれで問題があるようですが、包皮だけ切るのとエライ違いがありすぎて、人権無視もいいところ。こんなこと誰が始めた、出て来い、オラー!!

FGMの主な種類は、
① クリトリスを切る。
② クリトリスと外陰部の一部、または全部を切る。
③ がワリスの受けたクリトリスと外陰部を切り取り縫合する、というパターンらしいですが、

切る理由として、まず小陰唇や大陰唇を切ると性交の際すべりが悪いので非常に痛みを伴うらしいのです。先程も書いたように「セックスは女性にとって辛いもの」と感じさせることで貞淑を守らせる。特にクリトリスは快感を得る以外に特に役割のない器官なので「悪いもの」として切除する。
あのなあ。体に「不要な器官」なんてないのだ。快楽のための器官があるなら、快楽を知る権利があるのだ。

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不衛生な刃物で麻酔もなしに切除し、雑に縫合することから感染症や出血多量で命を落とす少女も多数。さらにワリスのようにアソコを閉じている場合、排尿や月経にも当然困難をきたす。オシッコや経血がスムーズに排出されないんだから不衛生に決まってる。

ある日、激しい痛みを訴え病院に連れて行かれるワリス。彼女の局部を診て驚く医師が手術を勧める。まだ英語が拙い彼女のためにソマリア人の医療スタッフを呼んで通訳させるが、その同郷の男性が通訳するふりをしてワリスに言う。
「股をひろげて白人男に見せたのか。しきたりに従え。親や祖先や伝統を裏切ってまで手術したいのか、恥さらしが」
FGMもショックだけど、この言葉はもっとショックでした。先進国に住み、医療に従事していてさえこの考えが変わらないなんて。

結局手術を受け(もちろん切り取られた部分は戻せないけど)モデルとして飛躍。
さまざまな衣装をまとい、そしてヌード撮影にも挑戦。

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親元から逃げ出し、叔母が駐英大使夫人だったからそれを頼りに国を出られて、バーガー店で有名写真家にスカウトされるなんて、ラッキー中のラッキー。そんな機会など無く耐えるだけの女性が圧倒的に多い中、まるでシンデレラストーリーですが、自立して裕福になるだけでなく、勇気を出し世界に向け悪しき習慣を訴えたワリス。そしてFGM廃絶運動の国連大使となる。神がいるとしたら、まさにこれこそがワリスに与えられた役割だったのでしょう。

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先進国がいつも正しいわけではないし、大切にすべき自国の文化だってもちろんあるでしょう。でも女として、そんな国に生まれなくてよかった…。
実情としては今もまだ世界のあちこちでFGMは行われています。先進国へ移住しても自分の娘にこの「儀式」を受けさせる人は多いそうです。
痛みしか感じない女性とセックスして楽しいか?? でも男も女も、「そういうものだ」と教えられて育つとそれが当たり前だと思うのでしょうね。こんな儀式も大人の女になるための誇らしいものとして母から子へ受け継がれるなんて…。
FGMに限った話ではないのですが、「これが当たり前、これが正しい」と言い聞かされるとそう思うんだから、教育って恐ろしい! 教育って大事!

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↓ 本物のワリス・ディリー 
彼女を見出した写真家はテレンス・ドノヴァン

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「昼顔」


タ・ク・ミ。
観てきちゃったよ。
最近キミが出ている映画はあんまり観ていないけれど、「昼顔」はやっぱりキミの出世作だし、スクリーンで観たほうが綺麗なシーンあるかも、と期待して行きました。

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〈あらすじ〉
三年前、「二度と会わない」という誓約書にサインし別れた二人。裕一郎は妻の元へ帰り、紗和は夫と離婚し海辺の町・美浜でひとり暮らしを始める。ある日、蛍についての講演会で裕一郎が町に来ることを知った紗和。再び惹かれ合う二人。蛍の観察を言い訳に美浜へ出向くようになる裕一郎だが、夫の様子に不信感を抱く妻・乃里子は──。

笹本紗和:上戸彩
北野裕一郎:斎藤工
北野乃里子:伊藤歩
杉崎:平山浩行

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あんなに大騒ぎして別れたけれど、再会した途端高校生カップルみたいなスイッチが入る二人。誰もいない緑に囲まれ、手も握らずに過ごしますが、上戸彩のちょっと拗ねたり甘えたりするセリフが憎らしいほど可愛いくて、演技というより素の上戸彩はこうやって男を落とすんだな、きっと。(紗和として見ると修羅場も喉元過ぎればな能天気な感じ)
ベビーフェイスと華奢な体に裾ロールアップのジーンズとか、一見幼くて頼りない感じが男心くすぐってたまらないんだろうな。

宣伝でタクミと二人でいろんな番組に出ていたけど、バラエティーで子供みたいに無邪気な大笑いしてる上戸彩が本気で可愛くて嫉妬しました(笑)

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我らがタクミもこれでブレイクしただけあって、バリバリのビジネスマンや芸術家みたいな役よりも、ちょっとドンくさい北野先生がやっぱりハマっているようです。
そんな北野先生がラブシーンだけはやけに手馴れたエロさで可笑しいのですが、いやいやいや、普段おとなしくて真面目だけど恋愛場面ではびっくりするほど情熱的な人いるいるいる、北野先生もきっとそういうタイプなんだよ、と言い聞かせながら観てました。

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そう、何か違和感があるのは、設定は「不器用」なはずの世間知らずの元主婦・紗和と真面目な教師・裕一郎が恋愛に馴れている感満載というか、もともとモテて恋愛経験豊富な上戸彩と斎藤工の素顔が出ちゃってる感でしょうか。
そういう違和感は置いといて、星空の下で仰向けになってのキスシーンがとても綺麗でした。

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周囲の人々の「不倫した女」への手厳しいこと。世間体として不倫を肯定するわけにいかないという製作サイドの目一杯の気遣いでしょうか。ある女性が紗和に、「女は自分にできないことやってる女が大嫌い」だという。

平山浩行演じる杉崎、これ絶対もっと紗和に絡んでくると思ったのに、説教? 紗和と裕一郎が再会する前にもうちょっと紗和にアタックかけて欲しかった。(再会があっけない)裕一郎とモメる一瞬の隙に割り込んで紗和を誘惑して欲しかった。
レストランのオバちゃんも、実はその杉崎が好きとか、過去に何かあったとか、もっと絡んでくるかと思ったのに、中盤ちょっと中だるみ。乃里子さん、二人をもっといじめてください、と思うほどでしたが…。

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映画が終わって、近くに座っていた若い女性二人連れの感想も、「まあ奥さんの身になったら仕方ないよね」でしたが、中身がとっくに壊れていても夫婦という形にしがみつくって悲しいですね。もちろん自分が奪われる側だったら、形だけでもしがみつきたい気持ちはわかります。

「不倫」というと白い目で見る人が多い割にヒットしたこのドラマ。かつて王子様だった夫のお腹が出て頭が薄くなり倦怠期になり、女性は第二の王子様を心のどこかで待っているのではないでしょうか。で、王子様を見つけちゃった他人が妬ましくて仕方ないのです。

ぶっちゃけ映画館で観る昼メロみたいでしたが、風景が綺麗でした。海はどう見ても神奈川っぽいけど、山は違うような。「美浜」って一体どこ? アジフライがやたら美味しそうに見え、アジバーグとかやたら鯵押しで、もしかして聖地巡礼を見込んで名産タイアップ? と思いましたが、ロケ地は複数あり、海はやはり神奈川、山は埼玉、駅は静岡だったそうです。
紗和が着る昼顔模様の浴衣も綺麗でした。

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【斎藤工関連の過去記事はコチラ】
「無伴奏」
写真集発売&握手会
「欲動」
「春琴抄」
「BOYS LOVE]
タクミであそぼ

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