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高遠ユミ(yumi131ff)

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今年もあとわずかとなりました。
今回は「十二の月の物語」、日本では「森は生きている」のタイトル。
何度も映画化、アニメ化、舞台上演されているロシアの児童文学。
(サムイル・マルシャーク作)

「ライオンと魔女(ナルニア国物語)」もそうですが、冬が舞台の物語に惹かれるのはなぜでしょう。
宝永たかこの挿絵も素晴しい絵本です。

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〈あらすじ〉
継母と姉娘に一年中こきつかわれるひとりの娘。
十二月の最後の日、わがままな女王様が春の花であるマツユキソウを欲しいと言い出し、マツユキソウを持ってきた者に褒美を取らせると国中に御触れを出す。
それを聞いた継母と姉はマツユキソウを探して来いと、寒く暗い森の中へ娘を行かせるが真冬に咲いているはずもない。途方に暮れる娘だが、森の中で焚火を囲む十二の月の精たちに出会う。事情を聞いた四月の精の計らいで森はほんの一時春になり、この道を誰にも教えてはいけないという約束で、娘はマツユキソウを摘んで無事に帰ることができる。

↓ 十二の月の兄弟たち

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花を取り上げた継母と姉娘はさっそくお城へ献上しにゆくが、女王が冬にマツユキソウが咲く森へ自分も行ってみたいから場所へ案内しろと言い出し、さあ大変。
十二月三十二日、十二月三十三日…、
かごいっぱいのマツユキソウを持ってくるまで新年はこないわよ! 

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意地悪な継母と姉娘にいじめられるというシンデレラ的なパターンですが、おとなしいばかりでもなく、母や姉に言いたいことは言い返す気の強い面もある娘。
ボロは着てても心は錦なしっかり者の娘と、ダブルヒロイン的な幼い女王様も自分勝手な割にどこか憎めない。娘と同じく早くに両親を亡くし、躾ける人がいなかったので人に頭を下げることを知らずに育ったけれど、「雪かきをすれば寒くなくなる」と聞いて素直にやってみるところなどはけっこう可愛いのです。

↓ 女王様の生意気顔が可愛い

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↓ 娘と四月の精がフォーリンラブ

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娘に女王様、十二の月の兄弟たちや、新年の祝いにお城に来ていた西の国・東の国の大使などの衣装や、季節の変化など美術の凝り甲斐がありそうで、いかにも舞台や映画で映えそうですね。

↓ 鮮やかな色

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絵本の挿絵、宝永たかこの作品展を観に行ったことがあり、絵の中に本物のアンティークのレースや布、チャームなど使用した作品が可愛くて綺麗でした。(これも速攻で真似したくなったけれど、そもそも油絵が描けない)最近では写真に刺繍とか、アート作品にストーンやビジューなど異素材を組み合わせる人は珍しくありませんが、多分以前はそんなにいなかったんじゃないかなあ? 初めて観たときに「へえ~」と感心した記憶があります。(写真ではわかりにくいでしょうが)

つい最近も個展をやっていたので観に行ってみまして、メルヘンチックな画風は変わらずですが、これが不思議と私の擦り切れたはずの乙女心に今でも響くものがあるんですよね。

↓ 美しい大作だった「海の祝祭」

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↓ 渋さと可愛さが程よくミックス「幸福な雨」

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↓ 「若草の姫」

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↓ 「午后の訪問者」

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来場者に配られていたカレンダーにも作品が載っていましたが、あの美しさは実物じゃないとわかりにくい。鈍く光る金色や銅色、よく見ると画面に型押ししてあり浮き上がる文字や模様、絵に埋め込まれた石やガラスの輝く素材。照明があたってキラキラと輝く綺麗な様子がネットでは伝わらないのが残念です。

他の絵本やタロットカードのデザインなども手掛けられていますが、
機会があればぜひ原画の美しさを一度ご覧いただきたい。

↓ てっぺんに旗がはためくお城も可愛いんですよね。

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↓ 全ページにカラー挿絵あり。お子様へのクリスマスプレゼントにも。


↓ タロットカード(ステラ薫子)

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