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高遠ユミ(yumi131ff)

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前売りを買っておいたにもかかわらずなかなか都合が悪くて、やっと先日行って参りました、ボッティチェリ展。

botticelli3.jpg

入ってすぐに東方三博士の礼拝が展示されており、もう人だかりです。
右端に描かれたボッティチェリ本人が堂々のお出迎え。
中央・聖母子にひざまずく白髪のコジモ、左端のロレンツォなど、メディチ家の人々が描き込まれた絵です。

botticelli.jpg

ロレンツォの胸像もあって、以前も思ったけど、「ダ・ヴィンチと禁断の謎(ダ・ヴィンチ・デーモン)」のロレンツォのイメージと見た目がだいぶ違うんですよね、当たり前だけど。

lorenzo.jpg

当時のメダルや杯などから始まり、ボッティチェリの師・フィリッポ・リッピや、その息子でライバルとなるフィリッピーノ・リッピまで、端からきっちり観てゆくと、人が多くてなかなか進まないのですが、ボッティチェリへ辿り着く頃には途中で飽きて疲れてしまう方も多いようで、メインのあたりはけっこうゆっくり眺めることができました。

「シモネッタ」など有名な絵が来ていますが、私が一番印象的だったのは、ボッティチェリとその工房による「聖母子、洗礼者聖ヨハネ、大天使ミカエルと大天使ガブリエル」

botticelli5.png

聖母の顔がボッティチェリ独特の透明感に溢れていて、そして右側で百合を手に顔を伏せるガブリエルの美少年ぶり。
(それにくらべ、ミカエルの間の抜けた顔は何なんだ)

botticslli.png

足を止めてガブリエルにうっとり見とれてしまいました。印刷物より絶対本物がよい。大きな絵なので、これはぜひ会場で本物に会っていただきたいです。

↓ アレゴリーの解説を読みながら見ると面白い「アペレスの誹謗」

apelles3.jpg

王様の耳はロバの耳、とでも言いたくなる王座につくのは「不正」、まとわりつく「無知」と「猜疑」、フードを被った男「憎悪」に腕をつかまれた青い衣の「誹謗」がさらに髪をつかんで引きずる男は「潔白」。「誹謗」の髪を結うのは「欺瞞」と「嫉妬」、後ろの黒い衣の老婆は「悔恨」、そして一番後ろで天を指さす裸の女性は「真実」だそうです。

apelles2.jpg

解説を読まないとさらっと見終わってしまいそうですが、意味を知ると、なになに、どれどれ? と愉しみ方が違ってきますね。

↓ リッピの祭壇画の一部「聖アウグスティヌスの幻視」

lipi1.jpg

去年のルネサンス展のときも思ったけれど、私、精緻に描き込まれた小さい祭壇画が好きみたい。
これは三枚の絵の右端部分ですが、胸に矢が刺さった坊さんの向こうで、「わーい、紙ヒコーキ」な男と、さらに机の上の二つの顔が謎めいているようでもあり滑稽なようでもあり、つくづく観てしまいました。

lippi2.jpg


↓ 「聖ヒエロニムスの聖体拝領」

botticelli4.jpg

近くで見ると天井の板目が立体的にテラテラ光って印象的でした。
地味な絵なので人だかりも少なくじっくり見られます。

他、アメジストやクォーツでできた杯も綺麗でした。

今回感激したのは、以上の個人的に気になった絵画が物販で全部ポストカードになっていたことでした。有名な絵以外はネットでもなかなか見つからないんですよね。

土日はロッカーが埋まりそうな勢い。荷物を預ける方はお早めに。
ボッティチェリ展は東京都美術館(上野)で4月3日まで。

2015年の「ボッティチェリとルネサンス展」はこちら
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