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高遠ユミ(yumi131ff)

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シンデレラ城(もしくは眠りの森の美女の城)のモデルといわれるドイツのノイシュバンシュタイン城。
ツアーガイドで何度も行ったという人が、緑の濃い夏も、紅葉の秋も、雪に覆われた冬も、オールシーズンいつ見ても美しいと同時に、こんな場所にこんなスゴイお城造った人ってやっぱり「狂人」といわれるのがわかる気がすると言っていました。
狂人、いや「狂王」、また「メルヘン王」とも呼ばれたルートヴィヒ二世。

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世紀のオタクというイメージでけっこう興味ありますね。本当に精神が病んでいたのかどうかはともかく、政治なんてどうでもよかった、ずーっと趣味に没頭していたかった王様。ただし大そう金のかかる趣味ばかりだった。ルイ16世みたいに錠前作りぐらいの趣味ならとやかくいわれなかったかもしれないけど、その代り後に観光名所になるほどの建築物を残してくれたわけです。

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〈あらすじ〉
バイエルン王国王太子ルートヴィヒ。芸術や音楽をこよなく愛すが、厳格に男らしく育てようとする父王には理解してもらえない。その父が死去。18歳で王位を継承する。
ワーグナーに心酔し、周囲の反対を押し切り彼を擁護。また、美しい城の建築に夢中になる。
従姉でオーストリア皇后エリザベートはルートヴィヒの良き理解者だったが、彼女の妹ゾフィーとの結婚が破談になりエリザベートを怒らせる。

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平和主義で戦争には反対だったが、参戦せざるを得なくなり、結局敗戦。
仲よく育った弟のオットーが精神に異常をきたし、以降ますます厭世的になり、ノイシュバンシュタイン城に引きこもる。とうとう廃位させられベルク城へ移されるが、その翌日謎の水死を遂げる。享年40歳。

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若い頃は美貌だったようで、肖像画がたくさんあるナルシスト。
ゲイだったそうで、美青年の愛人たちがいたようですが、この映画ではプラトニックです。
ゾフィーはエリザベート同様、ルートヴィヒを理解してくれる良き友ですが、結婚したら肉体関係もついてくることを忘れていた、しまった。
ゾフィーにキスされ、激昂し取り乱すルートヴィヒ。
反対に、厩舎係の美青年リヒャルトとは本能的に口づけを交わすも、我に返って狼狽える。
父の教えのせいか、自分のセクシャリティを肯定できないままリヒャルトとつかず離れずの生活を送ることとなる。


↓ パーマネントあてましてん。

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「音楽は嫌なことを忘れさせてくれるし、未知の国に誘い、美しい人生を見せてくれる」

ノイシュバンシュタイン城に籠ってからは、召使いにさえ顔を見られることを嫌い、ひとりで食事しながら見えない誰かと会話していたそうです。
いや私も、ひとりで独りごと言いながら笑ってることありますけどね。これヤバイのかしら。

王族だからって社交的な人ばかりとは限らず、こういう人はやっぱり政治には向いてないのでしょうが、好きで王に生まれたわけでもなく、しかし王に生まれたばかりに巨額の財産を歌劇と城造りに注ぎこんでしまいました、たはは。
たまたま王に生まれたのでスケールの大きいオタクになってしまった。(しかし錠前作りでは観光資源にならなかったに違いない)

↓ わーい、ボクの馬車でけたー!

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↓ 戦争なんてヤダー 好きなことだけしていたいー

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「妥協するくらいなら孤立するよ」

個人的にはけっこう共感するところのある王様です。
生まれる身分や時代が違っていたら、優れた映画・舞台監督、もしくは建築家になっていたのではないでしょうか。でも、人付き合いが苦手そうだから、もともと金持ちか権力者でないと難しいかな??

狂ってしまった弟に、
「おまえにも城を。遠いところにね。別の人格を我々に押しつける者もいない」

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↓ 少年期のルートヴィヒと弟オットー

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↓ 「顔を見るな」って、仕えるほうは腰痛で大変なんだす

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自然の風景がすごく美しい映画です。
ノイシュバンシュタイン城、私は行ったことありません。これからもたぶん行かないだろうなあ。映像や写真の精度が上がってしまって、わざわざ旅して本物を見てもあまり感動しなくなったのは技術の向上の功罪なのか、自分が年を取ったせいなのでしょうか。

「ルートヴィヒ」、5月にイマジカでヘルムート・バーガーの主演・ヴィスコンティ監督版も放送されるようでそちらも楽しみです。
イマジカさんイマジカさん、3月に見逃した「殺意の夏」もどうかもう一度放送お願いします。

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「永遠の謎でありたい」

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