世界に通用するアジア系モデルを見出し育てる「アジアズ・ネクスト・トップ・モデル」、現在FOXでシーズン4放送中です。
私はシーズン3の途中から観てハマりました。
タイラ・バンクスがプロデュースする本家「
アメリカズ・ネクスト~」も観ていますが、こちらはゴチャゴチャ賑やか過ぎ、バカっぽい出場者が多くて(アメリカだなって感じ)まあ面白いんですけど、個人的には「アジアズ~」のほうが楽しみです。
プロ・アマ問わずアジア各国からエントリーし数千人の予選をくぐり抜けてきた最終候補14人から毎回1人、もしくは2人脱落してゆく勝ち抜き合戦ですが、期間中全員が同じシェアハウスで暮らし、出身国も違う他人同士、派閥ができたり摩擦が起きたりというリアリティー番組。
今回は日本人の参加者がいなくて残念。募集オーディションはしていたのに、最終まで残れる人がいなかったのか…。
シーズン3では日本とブラジルのハーフ、バーバラがトップ4入り。綺麗で柔らかいイメージが素敵でしたが、日本人特有のメンタルの弱さが響いて敗退。
↓ バーバラ / シーズン3
私はこのシーズン、フィリピン出身のモニカのファンでした。
↓ モニカ / シーズン3
数々の課題を見事にこなし、最後まで残りましたが、インドネシアのガニに負けちゃった。確かにガ二はモード顔のザ・アジアンビューティで優勝も納得だったけど、どこか親しみやすさも感じるモニカが好きよ。
↓ モニカ
↓ シーズン3優勝のガニ
この手の番組に興味ないと思っていたのですが、生き残りをかけた意志の強さや共同生活の協調性(それの無さも)、そして若干の性格の悪さ・狡さも見えて観出すとなかなか止まらない。
ミスコンとはずいぶん勝手が違うようで、「アメリカズ~」でも「アジアズ~」でもミスコン出身者は、「ミスコンっぽさがなかなか抜けない」と毎回苦労するみたいです。
美しいだけではダメ、テーマに合わせた表現力が求められ、一見地味でもメイク映えし個性的で、写真映りで見違える子が勝ち進む。一般的な「可愛い」、「美人」とはまたちょっと違うのがモデルの世界ですね。
撮影現場で怒鳴られ、叱られ、打ちひしがれる子もいれば、打たれ強い子もいる。
モデルも見た目ほどラクじゃないね。
競争の激しい世界、精神的に強くないとやっていけないのでしょう。
安定して出来の良い子もいれば、最初は目立たなかったのに途中から急成長して頭角を現す子もいる。
↓ 現在放送中のシーズン4。
14人から10人ぐらいに減って、なんとなく顔と名前と個性を覚えてくる頃からが楽しい。
宙に浮く透明ドームに入ったモード写真って、確か60年代に誰かがやったやつだったと思いますが(どこかで写真を見た)、フォトグラファーが誰だったか思い出せません。
(※あとから録画を見直したらちゃんと番組中で言ってた、メルヴィン・ソコロスキーという人でした)
↓ アルディラ(インドネシア) これは素敵、エレガントな悪女ね!
↓ ちょっと太目のマイ・ゴー(ベトナム)
クセのあるキャラクター、もう少し観たかったけど、残念ながら脱落。
この写真はポップで良かった。
↓ ジュリアン(フィリピン)
飛んだり宙吊りにされたり、撮影も毎回たいへん。
たいていロングヘアで参加する出場者、イメチェンで何人かバッサリ髪を切られます。
泣き出す子もいるけれど、切った方が絶対良くなるのです。
↓ ベリーショートにして垢抜けたアルディラ
↓ タワン(タイ)もショートヘアになって大躍進! 素晴らしい脚線美
エレガントにもボーイッシュにもキメるタワン20歳
↓ トゥティ(マレーシア)
スタイルもポージングもセンスもバッチリの優勝候補だけど、どうも顔も性格も好きになれないんだよな。
↓ アンジー(シンガポール)の検索が多いので画像追加しておきます。
個人的にはパトリシアとサンインに注目しています。
↓ サンイン(韓国)
写真映えする力強いモード顔に、根性もあって非常に頼もしい。
GO サンイン! トゥティに負けるな!
↓ 〈右〉パトリシア(インドネシア)
やや
ルーシー・リュー似の顔立ちに、けっこう三枚目なキャラクター。
初回のウォーキングはダントツ一位だったのに、その後イマイチパッとしない。どこまで残るかちょっとハラハラするけど頑張ってほしい。
↓ 彼女は黒が似合うんだけど、このバックに黒じゃ背景と同化するに決まってる。ワインカラーとかならもう少し映えたのに。このドレスを着せたスタイリストのミスだよね。
↓ ゲスト審査員のパトリシア・フィールド、ファッションに疎くて知らなかったけど、モード界じゃ有名らしい。「プラダを着た悪魔」や「セックス・アンド・ザ・シティ」、「アグリー・ベティ」のスタイリストなんだって。
しゃがれ声に貫禄あって、女キース・リチャーズみたいだったわ。
↓ この脚を広げたパトリシアのポーズが良かったと好評の中、「ベッドで脚を広げ慣れてるのかな」というユー・ツァイ(上左:撮影ディレクター)のジョークを、フィールド女史が「くだらない!」と一蹴。かっこいいニューヨーカーのオバサマでした。
↑ 右はメイ(ミャンマー)
↓ モデル指導兼審査員のケリー・タンディオノというインドネシア出身のモデルさん、まるで
金子國義の絵に出てくる顔みたいで、登場すると目が離せない。印象的!
性格の悪さが面白かったジェシカは綺麗だけど、お人形のように精気がなく敗退。
苦戦していたアルディラが脱落し、残り7人。
共同生活でストレスも溜まってきて、より人柄も見えてくるし、さあみんな、美と強さを賭けた女の戦いを楽しく観戦しよう。
次のシーズン、誰か日本から挑戦して~。
(英語力が必須です)
アジアズ・ネクスト・トップ・モデル シーズン4 後半はコチラ
(
アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル シーズン22はコチラ)
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