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Author:高遠ユミ
FC2小説で主にR-18作品を公開しています。ブログのテーマはエロいこともあればエロくないこともあります。作品は下のリンクよりどうぞ。


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「愛とは究極の好奇心である。
 未知への関心が人を激しい嵐へと引き込む」

人体フェチの男女が惹かれ合ったら──。
「愛の解体新書」 2010年(仏)

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〈あらすじ〉
エレナは腰の痛みから受診した病院で医師ベノワと出会う。
彼女の特徴ある肋骨に興味を持った人体マニアのベノワに、
「美容師なら髪型に興味を持つわ」
と理解を示すエレナは、解剖図を学ぶ大学生。
人の体に並々ならぬ関心を持つ二人は惹かれ合い、貪るように愛し合う。しかし欲望を満たそうとする行為がエスカレートするのを恐れたベノワはエレナから離れ──。

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「私の裸を見たのはあなたが初めてじゃないわ。でも私の中を見た人はいない。もっと知りたい? 私のすべてを知って」

「本当にいいのか──?」


↓ 「私の中」って……、MRI?

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↓ ハア、ハア、き、綺麗だ…、たまらん…

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造影剤を使用した映像がモノクロの花火みたいで本当に綺麗でした。へえー、MRIってこんなふうに骨や内臓が透けて見えるんだなあー。
人体の不思議。

そして次は……、まさか、腹腔鏡!?

エレナから逃げるように離れたベノワ。
病院絡みで知り合った女性に、
「知人に似ていて」
「恋人? どこが似てるの?」
「体の一部だよ」
「鼻かしら? それとも目?」
「……腎盂」
「なにそれ?」

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別れたものの、虚しさは増すばかり。

↓ 「……」
うぃーん (医療機器で遊んではいけません)

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「最近のキミはヘンだ。休んでリラックスしたまえ」
そんなベノワの前に再びエレナが現れ──。


二人にしかわからないエロティシズム。
フランスという国がそもそもガッツリ肉食系のイメージで、裸や絡みシーンがたくさん出てきてもあんまりエロい気がしないのですが、他者にはわからない二人だけのフェティシズムを極めるというのは面白かったです。

メディカルイラストの内臓の色がリアル過ぎるとダメ出しを受けるエレナ。
↓ 確かになまなましいが、カッコイイと思う。

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エレナが図書館でめくる画集
↓ このイラストは誰のだろう? 見たことあるような、ないような。
 これも素敵です。

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↓ 学生仲間のボーダーシャツの色が可愛い。

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↓ 大人びた顔の子役が可愛い。

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