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高遠ユミ(yumi131ff)

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とても好きな映画です。
いつものことですがB級です。
最初にレンタルで観てから二、三度借り直したほど好きでした。
男二人女一人の三角関係。
CSでやっていて久しぶりに観ましたが、やっぱりB級映画で、でも好きです。

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〈ストーリー〉
大学の寮でルームメイトになった文系男子のエディとチャラ男のスチュアート。性格は正反対だが、気が合い上手くやっている。
共同バスルームを挟んだ隣の部屋に、名前のせいで男子学生と間違えられたアレックスがやってくる。女子寮は空き部屋待ち。仕方なく男子寮で過ごすことに。
女好きのスチュアートがアレックスを口説こうとするが、アレックスは知性的なエディがタイプ。そしてエディは実はゲイでスチュアートに惹かれていた。それぞれの一方通行な想いを知り、三人の間でセックスは無しと取り決める。それぞれ別の女、別の男と付き合おうとすると他の二人が嫉妬するあやうい関係はやがて均衡がやぶれ──。

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アレックス :  ララ・フリン・ボイル
スチュアート :  スティーヴン・ボールドウィン
エディ :  ジョシュ・チャールズ

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1994年の作品で、80年代から90年代前半あたりというのはファッションが最低にダサかった時代だと思います。フェロモン系ボールドウィン4兄弟の一人スティーヴンはたぶん色っぽいはずなのに、髪の直線カットや、みんなのふくらんだジーンズのラインもデニムの色もとってもダサダサ。

ララ・フリン・ボイル、特別綺麗でもないですが、90年前後は正統派の美人より、個性的で自立した女がもてはやされた頃なので、この時期の女優全体的にあんまり綺麗な人がいない印象です。
アレックスは、いかにも大学出たらバリバリ仕事するキャリアウーマンになって、ちょっと孤独で神経質で悩み多き女になりそうですよね。

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途中スチュアートが連れてくる女の子なんか綺麗なのに、完全に退屈なダムブロンド(頭が空っぽのブロンド美人)として描かれています。「女っぽさ」や「コケティッシュ」というのがイコール「男に媚びる」みたいなイメージに受け取られ、ショートカットでボーイッシュ、さっぱりした女が良しとされた、ファッション的には味気なくつまらない時代ですね。(女が社会進出するのに必要だった時代ではあるけれど)

男に間違えられる名前。アレックス、ダニエル、ガブリエル、今では男の名前の女性がたくさんいますが、これも流行なんでしょう。

↓ パワフルな赤の服もいかにもこの時代

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おとなしいエディとやんちゃなスチュアートが共同生活でお互い得意なことを教え合い分担するシーンはとってつけたようだし、クラシックカーを借りて50年代風に装うアレックスも、人目もはばからずはしゃぐ三人もわざとらしいけど、一生懸命キラキラ感を出そうとしている。

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愛読書にサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」は、「私ってセンシティブでしょ」をアピールするお決まりの小道具という感じだし、だいたいスチュアートなんて絶対小説なんか読むタイプじゃないし。

「難しい言葉萌え」するアレックスは面白かった。

白人に多いソバカスだらけの背中。完璧でない部分がセクシーだったりする。

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「三人」というあやういバランスが好き。周囲からは奇妙な三人組として見られるほど仲が良くなり、他の誰も入り込めない、他の人にはわからない濃密な関係の三人が羨ましいほど。

ダサい洋服を全部脱ぎ捨てたラブシーンが一番良い。

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DVD発売時に「スリーサム 危険な関係」というタイトルになったようですが、「危険な」っていうほどでもない。でも3Pのラブシーンはそこそこエロくて、そこだけが美しい。
(「危険な関係」といえばやはり本家ラクロの毒々しくも美しい「危険な関係」でしょう)

三人で関係したあと、何となく気まずくなり離れてゆき、いつしか過去の思い出になる、というか、せざるを得なかった。
結婚を決め、強引にでも過去と決別し前に進むスチュアート。なんとなく過去につまずいたままのエディとアレックス。
三人全員にとって、ただの思い出ではなく、思い出すと今でも痛く切ない、でも輝かしい時だった。

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90年代前半という時代にこの監督が撮りたかったのは、私あたりがとても好きなセンスのものだったのかもしれない。もしかしたらこの監督とは好きなものがすごく似ているのかもしれない。もう少し違う時代ならもう少しお洒落な映画になっていたかも。
ダサいダサいといってますが、何度観ても好きな映画です。

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