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高遠ユミ(yumi131ff)

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7月半ば、買い物途中、以前から興味のあった食虫植物のモウセンゴケを見かけて購入しました。
モウセンゴケ。漢字で書くと「毛氈苔」という漢字萌えしそうな艶っぽい名前で、葉に生えた毛氈の先にネバネバした液体を出し、うっかり止まった虫を絡め摂ってタンパク質を吸収するという、ホラーでありながら、そのネバネバした玉がなんとも美しい、妖しくも官能的な植物です。

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種類がたくさんあるようですが、私が選んだのはまだおチビさんな感じの、おそらく、「アフリカナガバモウセンゴケ」というやつだと思います。
色が赤っぽいのもありますが、種が違うのか、まだ子供だから青いのか、大人になったらいやらしく赤黒く成長するのか不明ですが、フレッシュなグリーンがみずみずしい。しかも土(ピートモスってやつかな?)には今流行りの苔まで繁殖している。つやつやビロードみたいで綺麗だわ。

園芸初心者で何も知らずに衝動買いしましたが、通常は買ってきたらポットから植え替えしなくてはいけないみたいで、ネットで土の種類を調べるハメに。
鹿沼土って、「土」といいつつ実は軽石なのか、とか、土の種類をお勉強。鉢ごと置いておけばいいのかと思ってたのに…。

どうやら夏は植え替えに適さないらしいので、秋口までこのままにしようかと思い、また、夏の日向は暑過ぎるというので、とりあえず室内に置いてみました。
夏になると入り込んでくるコバエでも取ってコバエホイホイ代わりになってもらおうかと。

窓辺に置くこと一週間。ヘアーはあるが玉がない。パッサパサでどうもサエない。新しい芽はたくさんあるのにぜんぜん伸びないし。
で、モウセンゴケの育て方として一般的らしい「腰水」(受け皿に水を張って下から吸わせる)をやってみたら、むしろ葉の先が茶色くなってきて、水のやり過ぎ状態に。

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検索すると、育て方は比較的簡単といわれるわりに「枯れた」という方もけっこう多い。
モウセンゴケは肥料が不要。水と日光さえあればいいらしいんだけどなあ。
ちなみに食虫植物だからといって絶対虫が必要なわけではないらしい。虫はあくまで栄養補助、サプリメント的なものらしいです。

7月下旬。思い切って真夏のベランダへ出してみたら、あら、元気。
一日で新しい芽が立ち上がって、葉の下部に待望のネバネバ玉が!
「元気玉」と呼ぶことにしよう。やっぱり外がよかったのか。

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日光が好きらしいが、気温は上昇する一方。家に居るなら様子を見ながら日陰に移したりできるけど、日中は仕事で不在。朝、水をたっぷりやってドキドキしながら出掛けました。まるで飼いたてのペットみたいに心配しながら帰宅すると、意外と平気!
そうか、キミが求めていたのは屋外放置プレイだったのか…。

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腰水をやめて、朝と夜に水をたっぷりでかなり元気に。
こぼれそうなほどの元気玉がキラキラしてる。

↓ 元気なブラシみたい

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ところが元気になったらなったで、今度はどうも狭苦しそうな。

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これは根詰まりしてるんではないのか? 
でもどのサイトを見ても夏の植え替えは駄目だという。

「基本はダメだけど、植物が居心地悪そうならやってもいいと思うよ」
という園芸好きの知人に従い、8月中旬、いったんポットの土ごとひと回り大きな鉢に替えてみる。
しかしどうも見た目のバランスが悪いうえに、元の土に鹿沼土や赤玉土を足したので窮屈感は変わらず。
休日にテレビをザッピングしていたら、園芸番組でちょうどモウセンゴケの植え替えをやっていた。なんというタイミング! そうかー、元々の土を半分ぐらい残して植え替えちゃえばいいのね。先生、あと二日早くお会いしたかった。
ということで、二日の間に二度も植え替えという暴挙に。

番組では水苔を使用していましたが、鹿沼土と赤玉土使用。
大きな鉢をやめて、もともとポットごと入っていた鉢に戻しました。
植え替えのあとはしばらく日陰で休ませたほうがいいというサイトもあり、日に当てていいんだかダメなんだか、とりあえず、この夏一番の猛暑日や台風が来て、突風や大雨が心配なので室内に置いてみるとしばらく元気なかったのですが、晴れた日に外へ出してやるとみるみる復活。
まだまだ晴れると暑いので、腰水をやるようにしてみました。

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苔も一緒に植え替えてみたのですが、苔の生態も面白くなってきました!
苔も種類が多すぎてこれが何なのかよくわかりませんが、たぶん右側のフサフサしたのと、左の濡れた海苔みたいのは違う種類なのだろうと思います。

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苔は根から水を吸わないそうです。苔の根は地表に活着するためのもので、水は葉から摂るらしい。どこにでもしぶとく生えているけど、苔は環境が乾いたら自分も乾く、雨が降ったら活動再開という、環境をそのまま受け入れる「受容」という生き方をするそうです。見習いたいものですね。
静かな苔ブーム。そのうち苔のテラリウムとか挑戦してみたいな。

そして、さらにこの小さな鉢に棲みつく生き物。
それは、ちっちゃいカタツムリ。こちらもまだ子供です。
(殻の直径3~4ミリぐらい)

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なんかときどき見かける気はしていたけれど、あまり気にしてなかった。外敵(私)の気配を察知するとそーっとモウセンゴケの茂みに隠れてゆく。

同じ食虫植物でもハエトリソウなんか小さいアマガエルぐらい食ってしまうらしいが…、うちのモウセンゴケったら、デンデン虫に食われてるんじゃないの?

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よく苔の近くを好んでまったりしています。
苔か、モウセンゴケの新芽か枯葉か、何を食べているのか知りませんが、飼育用にはキュウリやニンジン、レタスなどでいいようです。果物の甘さも好むようで、気がつけばうちにはちょうど頂き物のメロンがありました。一生のうちにメロンを食えるカタツムリなんて少なくとも東京にはなかなかいないぞー、と、私が下品なまでにギリギリまで食べたメロンの皮の上に乗せてみたところ、

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最初は殻に籠っていましたが、おそるおそる出てきて、これが一体何なのか全身使って感知している様子。

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明るいところに乗せると殻が綺麗に見えるね。

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しばらくクネクネしたのち、端へ端へと鉢のある方向へ進むので、メロンを鉢に橋渡ししてやると、ほっとしたように茂みのおうちに帰ってゆきました。そうか、メロンよりおうちがいいのか。
逃げるカタツムリはけっこう早い。

↓ エスカル号がゆく

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さらに、殻の生成のためカルシウムも必要らしく、野生のカタツムリはコンクリートを舐めて炭酸カルシウムを摂取するんだって、へえー!
飼育用のエサとしては、卵の殻、貝殻、珊瑚などでよいみたいで、親切にも卵の殻を与えてみました。夜帰宅してみると、真っ白な殻の上に元気なフンが。
もっと遊んでほしい私に対するアンサーは「クソくらえ」でした。

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このモウセンゴケ、よく見ると5つぐらいの小さな株を丸く植えてあるので、その真ん中はちょうど良い隠れ家になっているようです。暑さ・寒さもしのげて、エサも生えている庭付き一戸建て。なんか羨ましい。
他の生物に食われず育ってくれるとよいが。姿が見えないとちょっと心配。

ところで、モウセンゴケ、虫獲らんのか、と思っていたら、いつの間にか小さな羽虫がかかっているようで、たぶん右の葉の黒い染みももう溶けた跡かも。

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↓ 消化中 (葉先がちょっと丸まってギュッと息の根を止めている)

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↓ 消化終了

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↓ また新たな獲物が。これも小さいので一日でカラカラになっていた。

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葉っぱがまた個性的で、
↓ 鉢の縁にしがみつく葉もいれば、

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↓ 妙にまっすぐなのもいる。なんなんだ、面白い。

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次の植え替えでは5つの株をバラしてみよう。

モウセンゴケと苔とカタツムリが棲む小さなワンダーランド。

結局ずっとベランダに出しているので、台所でコバエを獲ってもらうという私の野望は脆くも崩れ去ったのでした。

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