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高遠ユミ(yumi131ff)

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男節の効きすぎたクリント・イーストウッド作品はほとんどスルーしてますが、これは昔テレビで観て子供心にも面白いと思った作品です。たぶん子供の頃からこういうテイストが好きだったんですね。イマジカチャンネルのイーストウッド特集ですごく久しぶりに観たけど、やっぱり面白かったです。
71年アメリカ

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〈あらすじ〉
南北戦争中のアメリカ。北軍のマクビーことマクバニー伍長は南部の森で負傷。少女に助けられ、女性ばかりの寄宿制女学園へ運び込まれ手当てを受ける。
学園は園長マーサを筆頭に、教師エドウィナ、黒人奴隷の使用人ハリー、そして6人の女生徒たちという女所帯。北軍の兵士を捕えたらすぐに警備隊に知らせる規則だが、捕虜に対するむごい扱いを目にしたマーサはマクビーを引き渡すのをためらい、学園でこっそり彼の看病を続けることにする。敵をかくまうことに不満を見せる生徒もいるが、女ばかりの生活に男性が現れたことで雰囲気が華やぐ。

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看病されながらも敵地で気の抜けないマクビーは、無事に切り抜け生還するため、片っ端から女たちを口説き彼女たちを味方にしようとする。やがて彼を巡り女たちの間に嫉妬と確執が生まれる。
ある一人と夜を過ごしたことにより、裏切られ傷ついた女と揉み合い、階段から落ちたマクビーは、治りかけた脚をふたたび負傷。園長たちはその脚を切断する。
意識が戻り、片脚を失ったことにショックを受けたマクビーは憤り、女たちに屈辱的な言葉を浴びせる。学園の平和を取り戻すため女たちが決断した選択は──。

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〈キャスト〉
マクビー:クリント・イーストウッド
マーサ:ジェラルディン・ペイジ
エドウィナ:エリザベス・ハートマン
キャロル:ジョー・アン・ハリス
ハリー:メエ・アーサー
エミー:パメリン・ファーデン

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基本的にスケベな男ではありつつ、気まぐれに女をたらすというよりは、生存を賭け策略的に落とせそうな女に当たりをつけてゆくマクビーも必死なのですが、まだあどけない12歳のエミーにまで出会いがしらにキス。状況的には黙らせるためかもしれませんが、幼い彼女は恋心を抱く。

汚れを落としてみたら意外といい男だったマクビーに色めき立つ女たち。
農場を併設した、まるで修道院のような女学園に迷い込んだ男はみんなの女性ホルモンを活性化し、なんと雌鶏まで久しぶりに卵を産む。イーストウッドの脅威の男汁。通販で売ったらバカ売れ間違いなし。

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独身生活の長い園長マーサは、どうやら過去に兄と近親相姦の関係にあったらしい。
その園長の右腕で10代からこの学園で過ごしてきたエドウィナは男性への免疫がない。
ませた17歳キャロルは性的好奇心が旺盛で、すぐさまマクビーに関心を持つ。
黒人奴隷のサバサバしたハリーは、マーサの兄に奴隷仲間の婚約者から引き離され、そのうえ犯されたらしい。

キャロルの少々安っぽくも生意気そうな顔が好きで、「ふしだらな不良娘」ぶりが観ていて楽しい。昔風のドレスの上からもわかるスタイルの良さ、ひとりだけ垢抜けた着こなし、つんと上を向いた鼻。「敵だ」とか「聖書が」とか言う道徳的なドリスやジェニーと対照的で、物語を動かすワルの匂いがする女の子。
マクビーの体を拭くエドウィナを盗み見て、
「まるで男の体の感触を楽しんでいるみたい」と感じる。

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「私が交代して拭いてあげるわ、秘密の部分までね」

「いくつ?」
「17よ。でも年よりいろいろ知ってるわ」

「俺のために祈って」
「いいけど、何を祈ってほしいの?」


お固く見えて、実は淫らな過去を持つ園長。
マクビーの登場で、忘れかけていた「女」が開花。
「味方」であるはずなのに下心丸出しで近づいてくる南軍の男たちよりマクビーのほうがよっぽどマシに見えてくる。

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しかし思い通りにことは運ばない。
兄は行方不明でおそらく死んでいるとのことだけれど、その兄ももしかして? と思わせる展開。

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イーストウッド映画をあんまりちゃんと観てないないのでよく知りませんが、イーストウッドが敗北する(しかも女に)作品って他にあまり無いのではないでしょうか? こういうサイコ・サスペンス自体珍しいのかも。
脚を切って監禁状態って「ミザリー」を思い出しますね。

「女は怖い」というけれど、女の怖さって、それぞれの勝手な言い分より、個人的に敵対していても利害が一致すると急に団結するところかもしれません。

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