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矢野顕子


BS「名盤ドキュメント 矢野顕子「JAPANESE GIRL」(再放送)を観ました。

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とにかくロックが好きで、テクノ系はイマイチだった私にとって矢野顕子という人は、巧いのはわかる、個性的なのもわかる、けどそんなに興味ない人でした。最近、今まで関心の無かったタイプのものが急に良く感じるのは年のせいでしょうか。
(そして今聴けばテクノでもない。ジャンルにもとらわれない)

モノクロ写真で見る在りし日の天才少女はメガネ姿で、昭和のガリ勉少女みたいなルックスだけど、ピアノは感情の赴くまま奔放で、譜面の表情記号なんて「目が悪いから見えないのよ」

ピアノのために地方から東京の青山学院高等部へ。この時代に音楽のため高校から東京へ出してもらえるなんて珍しかったのでは。しかも下宿先は当時ジャズバー「ロブロイ」を経営していた安部譲二の元である。(当時はヤクザ屋さんである)バイトでピアノを弾くアッコちゃんの写真はやっぱりメガネに、パーマをかけてみたけど今一つしっくりこない垢抜けないルックスである。でもピアノは飛び抜けてうまかった。

別のインタビューより:
「音楽だけでなく、社会人として大切なことや礼儀、女性としての振る舞いは、ホステスさんや下働きのお兄さん、安部さんのお店など、夜の世界が教えてくれたように思います。世間的には健全ではなかったかもしれないけど、私にとってはとても健全な世界だった」

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細野晴臣に紹介されたときまだ16歳。
デビューアルバム「JAPANESE GIRL」にはその細野晴臣や、あがた森魚、鈴木慶一、鈴木博文などが参加。
しかし、日本には自分とリズムの合う人がなかなか居ないと模索、ロサンゼルスでリトル・フィートとレコーディング。そのリトル・フィートが「力不足だった」といってギャラを返したという逸話があるそう。
「気球にのって」日本録音版もそれだけ聴くと充分かっこいいけれど、ロサンゼルス版と比べると、ああ~なるほど。日本人のリズムは直線的になりがちですよね。昔は「グルーヴ」っていう言葉の意味自体わからない人も多かった。

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ネットで検索すると歌声をケイト・ブッシュと比較する人が多くて、ああ、言われてみればね。いわれるまで気づかなかったけど。「パクリ」と言ってる人もいるけど、デビューは矢野顕子のほうが先みたい。けど別に、似てる・似てないはどうでもいいな。
声自体はあまり好みの声ではないのですが、ときどき心にふっと触れられるような歌声。
軽快に突き進む即興性の強いピアノはきっと二度と同じ演奏が聴けなそうな、ライブでこそ聴きごたえありそうな。

↓76年の映像だ~ 「電話線」



彼女のファンだという女優・のん(能年玲奈)が「明るくて爽快な曲や声なのに、必ずチクっと痛みを感じる。そこが気持ち良くって」
クラムボン・原田郁子はアルバム収録曲「へこりぷたあ」を、「危うい。不穏な空気。ダークでシュールな漫画を読んでいるみたい」
最近の若い人たちって表現が上手だな。なんでも「すごい」「おもしろい」しかいえない自分とエライ違いだ。

さらにネットで拾ったご意見:矢野顕子なんて全く好みじゃないという匿名の誰か:
「妙な母性があって恐怖を感じる」
わかる、それもわかる。アンチ派でもキミのそのセンスは好きだ。

その「妙な母性」がある不思議な色気に身近な男性はけっこうやられるんではないでしょうか。19歳で音楽プロデューサー矢野誠と結婚。その後は世界の坂本龍一と結婚・離婚。
坂本龍一曰く「僕は秀才。天才とは矢野顕子みたいな人」
やりたいこと、やるべきことが何なのか探し歩く人もいれば、最初から決まっている人もいる。

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音楽家というのを水のようだと思うことがあります。それぞれはっきり違う個性を持ちつつ、セッションとなると違うスタイルの人同士がすんなり溶け合う。
矢野顕子のイメージは「風」。そのピアノは飛び上がってどこまでも駆け抜ける。

↓ 別アルバムの曲ですが「ラーメンたべたい」
「男もつらいけど 女もつらいのよ
 友達になれたらいいのにね」
可愛い。この映像、森高千里に似ていませんか?



↓ 上原ひろみとのコラボ 天才×天才!
もはやラーメンはどうでもよくなる







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